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スクリーンリーダーで読めない、スキャンやタグなしのPDF

カフェがランチメニューをPDFで載せていますが、印刷したメニューをスキャンしただけで文字がまったくないか、タグを付けずに書き出したため、見出しもなく2段組みを横切る順に読まれます。

WCAG 2.2
SC 1.1.1ASC 1.3.1ASC 1.3.2A
必須とする規格
Section 508 · EN 301 549(EU) · JIS X 8341-3
問題あり q 595 0 0 842 0 0 cm /Im0 Do Q
アクセシビリティの問題を示した図: 全盲:メニューには何があるの?
01

問題

目の見えない利用者がカフェのメニューを開いても何も聞こえないか、見出しのない2段組みが混ざって聞こえるため、何が食べられて、いくらなのか分かりません。

02

試してみる

カフェのランチメニューを開いて、スクリーンリーダー利用者と同じように聞いてみてください。

パネルには、スクリーンリーダーがメニューを先頭から読んだ内容が出ます。言葉は読まれますか?料理は、そのセクションと価格と一緒に読まれますか?「問題2」は、同じメニューをタグなしで書き出したものです。

問題あり 修正できますか?

Corner Kitchen

平日は毎日、12:00から15:00までランチを出しています。

ランチメニュー(PDF)

メニューを先頭から読むと、スクリーンリーダーの読み上げ:

(ランチメニューを開く)

再現デモです。「問題あり」は意図的にアクセシブルでない状態にしています。

03

修正方法

メニューをHTMLのページにするか、元の文書から書き出したタグ付きのPDFに差し替えます。

  1. 1文書の言葉はすべて実際のテキストにし、文字の画像だけにしない。
  2. 2見出し、リスト、表は、HTMLの要素かPDFのタグで、表示の順にマークする。
  3. 3ページの印刷用として残すPDFは、ページとまったく同じ内容にする。
修正前

スキャンしたメニュー

<a href="/files/lunch-menu.pdf">ランチメニュー(PDF)</a>
修正後

メニューをWebページにする

<a href="/lunch-menu">ランチメニュー</a> <!-- /lunch-menu --><h1>ランチメニュー</h1><div class="menu">  <section>    <h2>スープとサラダ</h2>    <ul>      <li>トマトスープ、6.50</li>      <li>グリーンサラダ、7.00</li>      <li>レンズ豆のサラダ、7.50</li>    </ul>  </section>  <section>    <h2>メイン</h2>    <ul>      <li>キノコのリゾット、12.00</li>      <li>グリルチキン、13.50</li>      <li>豆のチリ、11.00</li>    </ul>  </section></div><p><a href="/files/lunch-menu.pdf">印刷用(PDF、1ページ)</a></p>

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04

修正の確認

マウスを使わない5つの確認

確認方法: スクリーンリーダー

5件中0件を確認済み

OS、ブラウザー、PDFビューアーと支援技術のバージョン、ビルド、実施日、各手順の実際の結果を記録してください。文書を差し替えたとき、書き出し直したとき、編集したときは、再度確認します。

制限

このサンプルは、どの文書でも同じ結果になることを保証するものではありません。PDFのコードは要点となる行だけを抜き出したもので、オブジェクト番号、フォント、座標は仮の値です。… はページの残りのタグ付きの行を表し、日本語の文字列は、実際のファイルではフォントの文字コードとして書かれます。スクリーンリーダーとPDFビューアーは、タグのないファイルをそれぞれ違う方法で扱い、順序を推測するものや、独自にOCRをかけるものもあるため、1つだけでなく、利用者が使うビューアーで確認してください。このガイドが扱うのは、文書の言葉がテキストとして存在し、構造と順序がタグ付けされているかどうかです。PDFのフォーム、文書内のコントラストや文字サイズ、それぞれのアプリのチェッカーが必要なWordやExcelのファイルは扱いません。実際に使用する支援技術で、操作全体を確認してください。

よくある問題を再現した学習用のサンプルです。実在のクライアントの診断結果ではありません。コードは出発点となる実装例のため、実際の製品でも確認してください。ここでは支援技術でのテスト結果は報告していません。

コードを更新しても、使いやすさを保つために

ガイドの内容を、コーディングエージェントやCIで使える開発ルールにまとめます。更新後は、キーボードとスクリーンリーダーで再テストし、問題が再発していないか確認します。

再テストの進め方